ことりのかけら

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機会を逃さず生かした「犬の首輪屋さん」の話

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我が家の愛犬、保護犬キリオです。

長毛の雑種なのですが、写真は暑い夏に備えてトリミングした時のもの。

どうしてこの短い毛の写真を使ったのかというと、キリオの首輪を見ていただきたかったから。私的にはとてもお気に入りなんです。キリオに合ってるなと思うし、使いやすいし、丈夫。

我が家の家族になってすぐ、首輪を新しくしようとおもい探していたときに見つけました。

「犬の首輪屋てるべる」さんという本革職人さんの工房で売られているものです。

写真には写っていませんが、後ろ側に「ことり家 キリオ 電話:〇〇ー〇〇〇〇」と名入れがしてあります。

この首輪を選んで購入した際、とっても素敵な箱に入って送られてきたので感動しました。(すみません、3年くらい前のことで箱の写真がありません。)

そして、箱まで素敵なこのお店とはどういう人がやっているのだろう?そのことに興味が沸いて、ウェブサイトで調べてみました。すると、「てるべるのはじまり」という文章が載っていました。

てるべるの首輪をつくっている方は、以前はとても腕の良い「ベルト職人」さん。時代の流れで、ベルト業界自体衰退の一途をたどっていた頃、ご実家の犬の為に、ベルトの残りの皮で首輪を作ったのが始まりだそうです。それがきっかけで、以降お客さんに喜んでもらえる首輪づくりをされているそうです。

「ベルト職人」という技術、確かな腕、それをいかすことができなくなる周りの状況。逆境ってありますよね。そういう時に、すーっと現れる機会。それをキャッチすることができるか、それが大事だと思います。機会を生かして次に繋げることができる人はすばらしいなと思います。

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