「ボーッとしていないで、集中してやれば早くできるはず!!」
こうやって、日々自分の子どもたち注意することの多い私です。
私自身は、ぼーっと考える時間が大好きなくせに、矛盾することを命令しているなあってわかってるんですけどね。。。
この「集中」って言葉、簡単に口から出ます。しかし、実際に集中できない自分を奮い起こして集中する状態に持っていくって簡単にできることではないですよね。
簡単にできるくらいなら、最初からやっていますから。
「集中してやりなさい!」
これを小さな子ども、それも就学前の子どもにわかりやすく伝えた人の話を見つけました。
紹介します。
運動会が終わった後、娘がこんなことを言っていました。「(竹馬に乗るときは)『竹馬の気持ち』になるようにするんだよ。そしたら、絶対落ちないから」。
「集中する」ということをこんなふうに言葉で教えてくださった先生方に感謝しています。
(点字毎日活字版 2016年12月1日「西田梓の出会いを楽しむ 保育園最後の運動会」より抜粋しました。)
伝える相手にわかりやすく説明するっていうのは、例えば「竹馬の気持ちになって竹馬に乗る」と教えることなんだなあ、と知りとても勉強になりました。