寒くなりましたね。
ことり家は、生涯「旅人」的に過ごすつもりなので、持ち家をする可能性は低いです。しかし、いろいろな家を見て「ここに住んだらどんなだろう」という妄想を膨らませるのは好きです。
寒い季節。
太陽エネルギーを有効に使った羨ましくなるような家を見つけたので紹介したいと思います。
年中野菜を育てる『グリーンハウス」ってありますよね。
そのグリーン・ハウスの中に建てられた家です。
スウェーデンの建築家Bengt Warneが1990年代に考案した家だそうです。「ナチュラルハウス」「ネイチャーハウス」などと呼ばれています。
動画をみるとわかりますが、普通の家(サマーハウス:避暑用の家)の周りに大きなガラスのバリアーがあるという感じでしょうか。
映像を見ればどういうことがわかると思いますので、興味のある方はどうぞご覧ください。
【ピックアップしてみたポイント】
- 壁には、オイルを塗るだけ
- 風も雨もあたらないから、保温材,防熱材が要らない
- 窓は、気温によって開閉する
- 夏は、窓を全開にして風を通す
- 太陽エネルギーを使用するのでエネルギーの節約になる
- スウェーデンは1月末には、-2℃になる(その時この家の上の階は15~20℃)
- 屋根はなくテラスにしている
- 屋上は、遊び場にしている(3:46)
- 4mmの一般のセキュリティー・ガラスを使用(7:45)
- 頭から上にあるガラスは割れた場合粉々になるものを使。(8:10)
- 8000ユーロで建築(このビデオ撮影時の10年前に建てられた)
- 地下に雨をためるタンクがあり、木々の水やりにつかっている(9:02)
- 家庭専用のナチュラル下水道システム(9:25)
- 家の外に池(下水がたまる)があり、そこの水質を定期的に調べている(13:50)その水は絶対に飲まない。 E.coli(大腸菌)は検出されるが、危険な値ではない。
- 生ごみ等のごみは、再利用するけれど、食べるものの栽培につかうものと、その他(土にかえすもの)は別々にしている(15:00)
- トマトの栽培をしていて、子どもと一緒に窓からトマトが見えるのを楽しんでいる(15:54)
- 1年中、暖房を使わないわけではない
- ストーブも使用するし、防寒用の服も着る
- 暖房期間は短くなっている(一般のスウェーデン家庭の暖房使用は、9月~5月で、この家庭の暖房使用期間は10月~3月)(17:00)
「自然」というのがコンセプトなので、基本的に自然が好きで土いじりが好きでないと住めない家でしょうね。 冬、外がマイナスの時に、この中に入ったらどんな感じなのかとても興味があります。
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ここまで読んでくださりありがとうございました。