『なんでも持ち込み可の試験』というテーマの書き込みを読んで笑ってしまいました。
- 昨年、試験を受けた先輩を持ち込む
- ドイツ語の試験にドイツ人を、フランス語の試験にフランス人を、韓国語の試験に、韓国人を持ち込む。
- 教授が、「勉強の出来る先輩や友達は持ち込んではいけません」というアナウンスをすると、このアナウンスに対して「僕、一人じゃ不安なので、勉強はできない彼女を持ち込んでもいいですか」と質問する。
- 「少年ジャンプ」を持ち込みささっとテストを終えて、漫画を読みふける。
- 弁当を持ち込み、食する。
- クラスメイトと鍋パーティーを始める。
この話を、夕食の時に家族に話すと、娘がこんな話を始めました。
高校の歴史のクラスで、『教科書持ち込みOK』というテストがあった。
広範囲で、短時間で多くの問題をこなす系のテストで、テスト中教科書を見てもよい。しかし、教科書に「ふせん」はつけてはいけない。つまり、このページに何が書いてあるとすぐにわかる細工をしてはいけない。教科書を自分なりに読み込んでおきなさい、『ふせん禁止の教科書持ち込みテスト』。
娘は、「ふせん」が使えないので、教科書の最後のページに「ルネッサンス→○ページ」「ヘンリー8世→○ページ」と書いていたそうです。
そして、テスト当日。
娘の近くの席の男子の教科書には、それはたくさん『ふせん』が。。。
先生: 「☆くん!! 『ふせん』使ってはいけないっていったでしょ?」
すると、☆くんは、彼の教科書を先生に差し出して言いました。
(☆くんの教科書を再現してみたのが、次の画像です。再現画像#1)
☆くんの教科書は、ページにふせんの形にきり込みが入れられていました。
(再現画像#2は、こちらです。)
そして言いました。
「先生、これは『ふせん』じゃありません。教科書の一部です。だから『ふせん』は使っていません。教科書を持ってきただけです。」
先生: 「わかった! じゃあ、その教科書は、使用OKです。」
そして、試験開始。
実は、試験中、☆くんはほとんどの時間を教科書をめくって必要な箇所を探すことに費やしていたそうです。
先生は、笑いをこらえながら、☆くんを時々見ていたそうです。
そして、試験後、いいました。
「教科書のページめくるのごくろうさまでした。(笑)」
☆くんは、「教科書に切込み入れるのに時間がかかって勉強どころじゃなかったんだよね。」と。
試験のための準備とはいろいろありますね、という話でした。