子どもは、胎内の記憶があるのだろうか?
こんにちは。ことりです。
リオ・オリンピック卓球の伊藤選手のお母さんが、胎教で卓球の試合の実況中継をされていたと報道されていました。胎教が、その後の子どもの成長に影響するかしないかは、賛成・反対それぞれ意見があると思います。
私が妊娠していた時、胎教が流行っていました。
おなかをトントンと叩くと、たたいた数だけ赤ちゃんが蹴ってくる。
『トントントゲームで親子の親子のコミュニケーションをとりましょう』というような記事を、育児雑誌で読んだ覚えがあります。
『胎教トントントゲーム』に挑戦
『胎教トントントゲーム』わたしも挑戦しました。
結果がこちらです。
【娘の場合】
私:トントン。。。
娘:(強く)ドン!!!
私:(この子、やりたくない!と反抗してる。。。)
【息子の場合】
私:トントン。。。
息子:それまで、元気よく動いていたのに、おなかの端っこで固まる。
私:(この子、それやめてくださいと頼んでる。。。)
どちらも数回試しましたが、まったく子どもがのってきませんでした。
(ノリが悪い子供たち。)
続けていると、母親である私の「幸せ度」が低くなるので、さっさとやめました。
その後、あるお医者さんがこんなことを言っておられるのを見つけました。
「赤ちゃんにはおなかの中でしなきゃいけない大事なことがあります。すくすく育つことです。そんな時に、外からお勉強をさせられてはたまりません。」
そうだそうだ!!
私は、こっちを信じることにしました。
おなかの中にいる赤ちゃんは、ゆったりした環境の中で安心して大きくなるのが一番だと思います。
ちなみに、娘と息子に私が『トントンゲーム』をしたことを覚えているかと尋ねますと、全く覚えていないそうです。
やっぱりね。
いまだに、二人とも『やらされる勉強』にアレルギー反応を示します。
胎内記憶:ことり家の子供たち編
「トントンゲーム」には無反応だったわが子ですが、お腹の中の生活で覚えていることはありました。
【娘の場合】
3歳の時に急に言い出しました。
「天使ちゃんとボール遊びをしていたんだよ。そうしたら、外から楽しそうな声がした。だから外にでたの。 その時、天使ちゃんが『まだ外に出るのは早いから、もうちょっとここにいよう』といったの。でも、もう行くね、バイバイって、出てきちゃった。」
※娘は早産でした。
そのことを本人は知らないのに、『早く出てきた』といったのには驚きました。
【息子の場合】
4歳の時に言いました。
「ぼくは、おなかの中のプールで泳いでたんだけど、どんどんプールの水がなくなってきた。」
※息子は、破水したのになかなか生まれなかったのです。そのことは、本人に話したことがなかった(私自身忘れていた)のに、「水がなくなった」と言ったのです。
子どもの体内記憶は、面白い。
含蓄あります。