ことりのかけら

発見したこと気づいたことを発信中~帰国生・凸凹発達の教育情報も~

生きにくさを抱える子どもが自分の力で進むのを見守り中

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我が家の中学生、真面目一直線です。

「ちょっと不真面目がかっこいいお年頃」の学校で、毎日生活するのは辛そうです。

ちょっとぐらい不真面目になってもOKと言ったって、無理なんです。偽りの自分だからだそうです。

冗談やからかいも、苦手。みんなが面白がることは、面白くないのです。くだらない、意味がないと感じます。

(姉は、正反対。そのくだらないことを面白がることに一生懸命。姉弟の会話、毎回興味深いです。)

息子が、もっとストレスなく勉強出来る場所があったらいいのですけどね。

知識を得ることは好きなのに、環境でやる気が削がれているのを残念に思います。

 

そんな学校での勉強、特にテストに向けての勉強は、義務感からチョロっとやっているという感じでした。今の学校では「試験に向けてのスケジュール」を立てさせるんですよね。それも私が原案を書き、それを本人が実行して行くという消極的なものでした。

 

中学校はたった3年間。入学したと思ったら、あっという間に受験生になってしまいます。

 

先日、息子に言いました。

自分のやりたいことを将来職業とすることができるために、今頑張っておいたほうがお得。勉強だけが人生じゃない、勉強だけできてもそんなの偉くない。でも目の前の嫌なことでも自分なりに工夫してこなしていく経験は将来役に立つ。 

 

コミュニケーション力、コミュニケーション力。今、就職活動でも入学試験でも「人と関わる能力」を問われます。 真面目で実直黙ってコツコツやります、でも話は苦手です、コミュニケーションが苦手なんです、という人間が生きて行きにくい社会ですね。息子は、そういうくくりに入る人間です。なんとか自分の得意とするものを使って、コミュニケーションの荒波から逃れながら静かに納得しながら行きて行ける道を探して行って欲しいです。

 

先日、息子の部屋のスイッチの下にこんなものを見つけました。

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(漢字が間違ってるけど。。。)

先生に言われたでもなく、親に言われたでもなく、自分から学校関係のスケジュールを立てたようです。 私が目撃するのは初めてでした。

 

これから、進展があるのか、見守ります。