BGT(Britain's got Talent)の「ポール・ポッツ」や「スーザン・ボイル」。
American Idolの「キャリー・アンダーウッド」。
オーディション番組から、世界に出てゆく人たち。
AGT(America's got Talet)では、日本人のダンスパフォーマーの「蛯名 健一」さんが活躍されてメディアに紹介されていましたね。
そして、今年、すごい子が出ました。
America's got Talentで、12歳の女の子が全米で一位になったのです。
日本にもそのうち紹介されるであろう、グレース・ヴァンダーウォール(Grace VanderWaal)ちゃんを紹介したいと思います。
シンガーソングライターです。
オリジナルの楽曲。
ほかの誰とも違うユニークさ。
一度聴いたら忘れない歌声。
最初のオーディションでゴールデンブザー(ファイナル審査にご招待)をもらい、全米をあっという間に彼女のファンにしてしまいました。)
オーディションでのやり取りを日本語に訳しました。
======(日本語訳:ここから)======
ハウィ: ハーイ!お名前は?
グレース: グレースです。
ハウィ: グレース、君は美しいお嬢さんだね。
グレース: ありがとう!!
ハウィ: 何歳?
グレース: 12歳です。
ハウィ: ここにきてワクワクしてますか?
グレース: クレイジー!です。(観客:笑)
サイモン: 何を歌うんですか?
グレース: 私のオリジナル曲です。
サイモン: 本当? どんな曲ですか?
グレース: 私についての曲です。
サイモン: 学校の人たちは応援してくれてるの?
グレース: たぶんみんな私が歌うということさえ知らないと思います。
サイモン: じゃあ、学校の友達は君がここにいることも知らないんだね。
グレース: 知りません。
サイモン: このオーデションを勝ち抜けると思う?
グレース: 私は奇跡は起こると信じているから、勝ち抜ける可能性もあると思います。
サイモン: 舞台は君のものです。グッドラック!
【グレースのオリジナル曲 I don't know my name】
ハウィ: この番組は「サプライズ」の番組です。君は、さっき「奇跡」っていったけど、君自身が「生きる美しい歩く奇跡」です。君の曲の中の「名前を知らない」は、その通りであり、同時にとっても間違ってる。ナゼって、世界が君の名前を知るようになるからだよ。 君は、このまま最終選考(ファイナル)に出場決定です。
(ハウィ:ゴールデン・ブザーを押す。)
サイモン: グレース! 僕はこれから予想を言います。君は、未来のテイラー・スイフトです。
グレース: ありがとうございます。
司会: ゴールデン・ブザー、どうですか?
グレース: 想像の夢の中にいたのが、これから目を覚ますことができるようになった感じです。
司会: 夢はながーーーく続きますよ。 これから、ライブショー(生の最終選考ファイナル)に出場決定です。
サイモン: すばらしい子だ。性格がいい。
グレース: 信じられない!!
司会: 紙吹雪がついてるよ!
グレース: ほんと?
司会: サイモンが「きみが次のテイラー・スイフトだ!」って言ってたね。サインちょうだい!
ハウィ: スター見つけたかな?
サイモン: 100%確実。スターを見つけた。
女性審査員: とっても大きなワオだったわ。
サイモン: あの子はスペシャルだ。 ああ、なんで僕がブザー押さなかったんだ、、、。
=======(ここまで)========
彼女は、ピアノを4歳から、サックスを10歳から習っています。
町の「音楽理論」の講座を受講して、作曲の基礎を学びました。
11歳の誕生日に、誕生日プレゼントにもらったお小遣いから、ウクレレを買い、YouTubeを見ながら演奏の練習をして今のスタイルを作ったそうです。
この番組では、彼女は投票を勝ち抜き、
I don't Know my name.
Beutiful Thing
Light the Sky
Clay (ブログ内別記事に、英語歌詞と日本語訳を記載しています。10月2日アップ予定)
の4曲のオリジナル曲を披露しました。
優勝賞金は、寄付に使うのと、自分用に木の上の家(Tree House)を買いたいそうです。
これから、12歳の才能がつぶれないように周りが配慮してあげてほしいです。