音声入力Siriとアプリ(ドラゴンディクテーション)を比べてみました。
以前、ある集まりで紙に印刷された文章を『パソコンにもう一度打ち込んでデータ化するのが大変』で『siriに向かって読み上げている』と書きました。
たぶん、私の滑舌が悪いせいだと思います。ですが、それを差し引いてもSiriの聴き間違いが凄いのです。変な変換があり苦笑。今は、無料のOCRを使ってデータ化することにしています。
でも、もともとのデータがない場合、手を怪我していたりする場合は、音声入力ができれば助かりますよね。
それで、もっと賢い音声入力の無料アプリを探すことにしました。
ネットでの評判がよかったドラゴンディクテーションです。有料のPCソフトなら、個人の発音の癖まで学習して、間違いがかなり少なくなるようです。
私は無料版のアプリを使用しています。
さて、どんな感じか、ここで皆さんにも見ていただきましょう。
今回使用したのは、O・ヘンリの「善女(ぜんじょ)のパン」の一部です。
原文ままです。
週に二度か三度、きまって店やってくる一人の客がいたが、彼女はこの客に関心を持ちはじめた。中年の男で、眼鏡をかけ、鳶色のあごひげは、ていねいに刈り込んで、さきがとがっていた。
彼は強いドイツなまりのある英語を話した。着ている服は、すり切れて、ところどころつぎが当たっており、つぎの当たっていない部分は、皺くちゃで、だぶだぶだった。しかし、いつも清潔そうにしていて、大変礼儀正しかった。
(中略)
あるとき、ミス・マーサは、彼の指に赤と茶色の汚点がついているのを見つけた。そのときから彼女は、その男が画家で、非常に貧乏なのだと思い込んでしまった。きっと、どこかの屋根裏に住んでいて、そこで絵をかき、古パンを食べて、ミス・マーサの店のおいしいパンのことを考えているのだろう。
これを、私が声を出して読みあげます。
公正を期すため、タブレットを2つ並べて同時に音声入力してみます。
そして出たのが次の結果です。
(漢字⇢ひらがななどの間違いはカウントしていません。)
まず、Siriの入力結果です。
秋にに移動かサンド、決まって店やってくる1人の客がいたが、彼女はこの客に関心を持ち始めた。中年の男で、眼鏡をかけ、飛び色のあごひげは、丁寧に刈り込んで、先が尖っていた。
彼は強いドイツなまりのある英語✖話した。着ている服は、擦り切れて、所々次が当たっており、次の当たっていない部分は、しわくちゃで、ラブラブだった。しかし、いつも清潔そうにしていて、大変礼儀正しい買った。
(中略)
ある時、ミス・雅は、彼の指に赤と茶色の汚点がついているのを見つけた。その時から彼女は、その男ががかで、非常に貧乏なのだと思い込んでしまった。きっと、どこかの屋根裏に住んでいて、そこで笑を書き、フル版を食べて、ミス・馬さんの店のおいしいパンのことを考えているのだろう。
ミス数:約16
主なミスをあげます。
週に ➡ 秋に
二度か三度 ➡ 移動かサンド
だぶだぶだった ➡ ラブラブだった 私の発音悪すぎ?
マーサ ➡ 雅、馬さん 馬さんって、、、。
絵をかき ➡ 笑を書き コメディアンか、、、。
古パン ➡ フル版
次に、ドラゴン・ディクテーションの結果です。
週に2どうかサンド、決まって店やってくる1人の客がいたが、彼女はこの客に関心を持ち始めた。中年の男で、メガネをかけ、鳶色の顎鬚は、丁寧に刈り込んで、先が尖っていた。
彼は強いドイツなまりのある英語は話した。来ている服は、擦り切れて、ところどころ次が当たっており、次の当たっていない部分は、しわくちゃで、だぶだぶだった。しかし、いつも清潔そうにしていて、大変礼儀正しかった。
(中略)
ある時、ミス・マーサは、彼の指に赤と茶色の汚点が付いているのを見つけた。その時から彼女は、その男が画家で、非常に貧乏なのだと思い込んでしまった。きっと、どこかの屋根裏に住んでいて、そこで絵を描き、フルパンを食べて、ミス・マーサの店のおいしいパンのことを考えているのだろう。
ミス数:約8
二度か三度 ➡ 2どうかサンド こっちもか!私の発音悪いのか!
英語を話した ➡ 英語は話した 文法変だよ。
着ている服 ➡ 来ている服
古パン ➡ フルパン
siri対ドラゴンディクテーション:比べてみた結果。
どっちもどっちという気もしますが、それでも間違いの数はSiriよりドラゴンディクテーションのほうが少なかったですね。
そして追加で分かったこと。
私は、滑舌がわるい。。。
今の段階の人工頭脳と話をするとまったく会話がなりたたないでしょう。。。
滑舌をよくするアプリをこれから探します。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
ことり