こんにちは。ことりです。
ニュースで、関西空港ではしか(麻疹)にかかった人たちがいると流れていますね。
予防接種をしているのに、どうして感染するのかと思いきや、予防接種は時が経つと効力が弱くなったり、なくなったりするらしいです。
麻疹の予防接種が1回だった期間があり、その人たち(若い世代)が麻疹にかかりやすいそうです。
予防接種の効力がなくなる。。。これ、実は私も経験しました。
5年前の春。
私は風邪の咳ではない、喘息でもない、肺炎の時に経験した咳でもない、今までに経験したことのない咳が出るようになりました。
もともと、気管支が弱くて、咳が出始めるとなかなか治らない質です。
酷い咳を、何度も何度も経験してきました。
咳に対する忍耐力は高いほうだったんです。
しかし、その時のものは、まったく別物。
コンコンコンコンコンコン、、、(もう出す息がないのに、まだコンコンコンでる、涙でる)
そしてヒュー(吸ってるのにあまり酸素が入ってこない。お願い、酸素ください!)。
これが、しばらく続くのです。
発作が収まると、もうぐったりです。
病院に行くと、「風邪ですね。」
と咳止めを処方されました。
納得がいかず、インターネットで調べて、この咳はもしや百日咳?
再度病院で検査をしてもらいました。
先生曰く、
「結果が出るのに時間がかかります。陽性だとしても、病気が収まってから、
『ああ、あれは百日咳だったんだ』とわかるという種類の検査です。」
「強い咳止めを処方します。でも咳が収まるまでは、100日ほどかかりますよ。」
その間も咳は続き、咳発作であばら骨に強烈な痛みが、、、、。
病院にいくと、
「骨にヒビが入っていますね。胸は、ギブスがはめられませんので、そーっと生活してください。」
え?
え?
え?
ということで、「そーっと生活しました。」
検査結果は、『百日咳』。
やっぱり。
子どものころ決められたとおり、私は予防接種(三種混合)をしていました。
なのに、なぜ?
百日咳の予防接種も、10年位の効力しかないそうです。
大人になってから、再度予防接種(ブースターショット)を受けたほうがよい、のだそうです。
そんなこと、教科書に載ってましたっけ?
予防接種の効力が切れるのは、大人だけではありません。
実は、息子も小学6年の時に、百日咳にかかりました。
咳をする様子をみて、すぐに『百日咳』と確信。
普通に病院に連れていけば、「風邪ですよ」と言われてしまうかも。
それで、発作時の動画を撮りました。
先生「本当だね、これは百日咳だね。」
(夜中に酷い発作だったので、夜間子ども医療電話相談に電話をしました。
そこで、相談員さんに『動画を撮る作戦』を助言してもらったのでした。感謝。)
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今回のはしかは、予防接種の期限切れの人たちが危ないのだそうです。。
なんとか、病気にかかる人が増えないうちに収束に向かってほしいものです。
(注)※ 百日咳に特有の咳は、赤ちゃんにはでますが、児童や大人には見られないことが多いそうです。我が家の場合は、でましたけど。。。