ことりのかけら

発見したこと気づいたことを発信中~帰国生・凸凹発達の教育情報も~

「単位」を学生生協で購入したとライン連絡が。代金は、108円だと。

大学生の娘から連絡があり、試験勉強に追われているとのこと。普段からバイトにも遊びにもなかなか時間が割けないとうわさされている大学に通っているので、そりゃ学年末ともなれば、ターム最後の試験勉強に追われるに違いありません。決して安くない授業料を払って大学に行っているのだから、本業の勉学には気を抜かないで欲しいです。

フランス語のクラスに◎◎教授という人がいて、代々の先輩が、「◎◎先生にあったったら諦めるしかない。1年尋常でない苦労する。」と言い伝えられているとのこと。そして、その◎◎教授が娘の担当教授になってしまったそうです。

なんとかこの1月まで振り落とされないように頑張ってきた娘。ここで踏ん張ってフランス語のクラスの単位を自分のものにしなくてはいけませぬ。

ある日、こんな写真が送られてきました。

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「これ見つけて、速攻買った。この際、何にでも頼ることにする!」

「単位」のパンのようです。

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品名:単位パン(こしあん)頭脳粉使用

となっています。

単位は税込み108円で購入できるようです。

レシート参照。

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調べてみると3年ほど前から売られているようですね。

「全国大学生活共同組合連合会」のサイトより

「ここまで話題にしていただけるとは、想定していませんでした」――(中略)法政大生協小金井店(東京都小金井市)店長の白石昌則さんは、「単位パン」の反響に驚きを隠さない。

単位パンは、後期試験の最中に販売された「単位」の焼き印が大きく押された円形の平らなクリームパンで、首都圏を中心とした大学生協の購買店で1月13日~23日の2週間、限定販売されました。「単位を売ってほしい」という、大学の期末ならではの要望に大学生協が全力で応えた商品で、ネットなどで話題を集めて人気商品となり、連日売り切れが続きました。

(中略)

単位パンの企画は大学生協東京事業連合 第2事業部の商品会議で行われ、当初の議論では「暗記パン」というアイディアが・・・・。しかし、「暗記パン」は商品が存在しており、ボツ案に! そこで、「単位パン」が浮上。商品化にあたり、当初の想定は袋に『単位』と印刷した、表面が無地のパンだったとか・・・。しかし、メーカーさんが気合を入れ、焼印用の「こて」を作成し、7秒に1個のペースで丁寧に、手押ししてくれることになったそうです。

62の大学生協、129店舗にて販売、2週間で30,000個 販売し完売しました。

(2015年)

こういう遊び心は面白くていいなと思いました。

そして、単位も無事取って欲しいところです。