今は中学生のわが子が、小学1年生か2年生の時につくったものです。
「ヤッターマン」というアニメに出てくるボヤッキーです。悪者なのですが、毎回アイデアに富んだメカを発明するので息子のアイドル的存在でした。最終的に、上の写真にあるような人形まで作っていました。
息子は、タツノコプロの作品に傾倒した時期があり(今でもすごく好き)、その時タイムボカンシリーズ全般の好きなキャラクターを作っては、その世界に思いをはせていました。
子供のころにタツノコプロの作品が好きだった人たちはたくさんいるようで、今でも大人向けの書籍がでています。 今でも息子は、お小遣いで買ってきては丹念に読んでいます。
引き出しの整理をしていたら、こんな紙が出てきました。
息子がタツノコプロの住所を調べて手紙を書いたものの返事です。
当時(小学3年生頃)、「ダイドコロン」(『ヤッターマン』第1話に登場した代表的ドロンボーメカ)のプラモデルを発売してほしい、というのが彼の願いでした。
あんまり何度も言うので、「それなら会社の人に手紙を書いたら?」ということなりました。
「僕は、コウコウこういう者で、ぜひあなたの会社に「ダイドコロン」のプラモデルを作ってほしいと思います。売れると思います。僕は買います。」というようなことを書いて、郵送したのです。
その返事が、写真の手紙でした。 担当の方、小学生が書いた手紙の返事を書く時間を割いてくださり、ありがとうございました。
結局、何も起こらなかったのですが、(大人に読んでもらったけどダメだった。しかたないや。)と気持ちに一区切りついたようでした。
ないなら自分でつくっちゃえ!という精神も養われました。(息子作の「ダイドコロン」もあったのですが、写真が見つからすアップできませんでした。)
思い立ったら、やってみると何か違うものが見える、というのはウソではなさそうですね。